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【競輪必勝法その4】2着や3着はレース展開で決まる!強い順に1着〜3着とは限らないから要注意!
競輪は、選手の実力がそのまま結果に出やすい公営競技だと知っていましたか? 競輪では、強い選手と弱い選手が同じレースに出場した際、そのほとんどでは強い選手が勝利するとも言われています。 しかし、競輪は「ライン」を組んでレースを行う競技。単純に選手の強さだけではなく、レース中の選手同士の駆け引きが勝敗を左右します。 そのため、単純に強い選手を3人選んで1着、2着、3着を単純に予想するのではなく、「A選手が1着になるとしたら、実力あるB選手よりも、A選手と同じラインのC選手の方が2着に来そう」と展開予想をすることが大切。 今回は、ラインでの選手の役割やレース展開の予想方法などを紹介していきます! ラインとは? 競輪における「ライン」とは、選手同士がレース中に一時的に組むチームのこと。競輪では、 レースの序盤~中盤→ライン同士が有利な位置をキープするために競う レースの終盤→選手個人で1着を狙いに行く という展開がレース1回で見られます。 そして、ライン内には「先行選手」「番手」「3番手選手」とそれぞれに分担した役割があります。 レース中に先行選手は番手や3番手選手を風などから守り、番手や3番手の選手は先行を他のラインの選手から守る役目を果たします。 そのため、競輪は単なる個人戦ではなく、ライン同士の駆け引きまでを予想するので、ラインの強さを見極める必要があるわけですね。 なぜラインを組むのか? 競輪では、なぜラインを組むのでしょうか? 競輪でラインが組まれる理由は、ズバリ空気抵抗を少なくするため。 競輪のレース中、選手は時速およそ60~70kmで走行をしているため、先頭選手はかなりの空気抵抗を受けます。 しかし、先頭から2番目の選手は、先頭の選手を盾にして走ることができますね。 よって、風を受ける先頭選手に比べて60%以上も体力を温存できると言われています。 また、番手選手と3番手選手は、自分たちのラインの後ろに別のラインが形成されている場合、後ろから逆転されないように先行選手を守っています。 加えて、自分たちも有利なポジションでゴールまで走れるようにしているわけです。 そのためラインは、レースを有利に運ぶために重要だと言えますね。 ライン内ごとの選手の役割とは? レースを有利に運ぶためにラインを形成していますが、ライン内ごとに選手の役割が存在します。具体的には、下記のようになっています。 自力選手(先頭) 番手選手(真ん中) 3番手選手(一番後ろ) ラインの中で役割分担をすることで、少しでも自分のラインが有利なポジションを取ろうとしてます。 つまり、ラインのポジションによって「勝ちやすい・勝ちにくい」が変わるのが競輪競技。それぞれ、詳しくご紹介していきます。 ①:自力選手 「自力選手」とは、レース中のラインの先頭を走る選手のこと。 自力選手は先頭を走ることで、自分のラインを引っ張る役目を果たしています。 そして、自力選手は先頭を走ることから風の影響を直接受けます。 そのため、最後まで力強い走りをできるような体力を持つ若手選手が担うことがほとんど。 さらに、直近で「逃げ」を多く決めているなど強い選手が先行選手になった場合、この先行選手が所属するラインは上位に入りやすくなっています。 そのため、自力選手は車券に絡むことも多いですね。 ②:番手選手(追い込み選手) 「番手選手(追い込み選手)」とは、先頭(自力)選手の後ろを走る選手のこと。 自力選手の後ろを走ることで風よけができ、レース終盤まで体力を温存しながらゴールを目指せます。 そのため、1着を奪いやすいポジションとも言えますね。 … Continue reading
【競輪必勝法その3】競輪で一番多い決まり手は差し!追い込み型の選手を1着にして予想を組み立てよう!
競輪には、1着か2着を獲得した選手がどのような戦法で1着か2着に入ったのかを示す「決まり手」があります。 決まり手について理解すると競輪のレース展開を読みやすくなるので、予想が当たりやすくなります。 そして、競輪では基本的に「差し」で1着が決まることが多い傾向にあると知っていましたか。 そのため、「一番差しが決まりやすい選手は誰か? を考えて1着を予想」→「その選手が1着に来るとしたら、どの選手が2着や3着に滑り込む可能性があるか? を予想する」この流れがおすすめ。 今回は、競輪の決まり手の意味や違い、決まり手をもとにレースを予想する方法をご紹介していきます。 競輪の決まり手とは? 決まり手から競輪のレース展開を予想する前に、まずは各決まり手の特徴を押さえましょう。 競輪における決まり手とは、 逃げ:最終周回開始時にホームストレッチラインを最初に通過した選手が、1着か2着に入る まくり:最終周回開始時にホームストレッチラインを最初に通過した選手を、最終4コーナーまでに抜いて、1着か2着に入る 差し:最終4コーナー通過後の直線で前を走る選手を抜いて、1着か2着に入る マーク:追い込み選手がマークしていた先行選手を抜けずに、2着に入る 以上の4種類があり、すべてのレースの1着と2着には、この4種類の決まり手のいずれかが付けられます。 例えば、2019年12月30日に立川競輪場で行われた「KEIRINグランプリ2019」の第11レースを見てみましょう。 上の画像のレース結果を見ると、4番車の佐藤 慎太郎選手が「差し」を決めて1着、3番車の脇本 雄太選手が「逃げ」を決めて2着になったことが分かりますね。 そして、このレースの出走表を確認すると、1着の佐藤選手は「追」2着の脇本選手は「逃」の脚質を持っていることが分かります。 つまりこのレースでは、4番車の佐藤 慎太郎選手が最終4コーナー通過後の直線で前を走っていた選手を抜いて、1着を獲得したレースと言えます。 「逃げ」:短距離の3・3バンクで出やすい 決まり手「逃げ」とは、レースが残り1周の時点で先頭を走るラインの先行選手が、後ろの選手に抜かされることなくそのまま1着や2着を獲得したときの決まり手のこと。 「逃げ」を得意とするのは、先行選手。他の選手よりも風の抵抗を受けやすいことから、残り1周を先頭を走り続けるための体力を持っています。 そのため、先行選手は距離の短い3・3バンクで逃げを決めやすくなっていますよ。 また、若手選手も体力があるので出しやすい決まり手です。 ちなみに、後ろのライン同士が潰し合いを行った場合は簡単に決まることもありますね。 出走表には「逃」と書かれており、脚質が「逃」「両」の選手に多い決まり手です。 「まくり」:選手の判断力が試される 決まり手「まくり」とは、残り1周の時点で真ん中~後ろを走っているラインの先行選手が、残り半周ほどで前にいる選手を抜いて1着や2着を獲得したときの決まり手のこと。 「逃げ」と比べた場合、レースの途中まで体力を温存できるのでレース中は少し楽に走行できます。 しかし、前を走る選手を抜き去るタイミングが難しく、自分よりも他のラインからの邪魔が入ることもしばしば。 最悪の場合、まくりを仕掛けようとしているライン同士が潰し合いを行うことも。 そのため、まくりを決める選手には判断力が必要です。 出走表には「捲」と書かれており、脚質が「逃」「両」の選手に多い決まり手となっています。 「差し」:体力を最後まで温存できる選手に多い 「差し」とは、ラインの番手や三番手の選手が、最後の直線で自分のラインの先行選手を抜いて1着や2着を獲得したときの決まり手のこと。 逃げやまくりと比べて、レース終盤まで体力を温存できるので、体力が若手選手より劣るベテラン選手でも決めやすいですよ。 しかし、差しで1着を獲得するためには、基本的には自分のラインの先行選手がレースで先頭を走っていることが絶対条件。 … Continue reading
【競輪必勝法その2】選手の強さだけじゃなく、ラインの強さを重視しよう!
競輪は、強い選手が1着になる確率が高いことから手堅いレース結果になりやすい競技。 競輪で勝つには強い選手に賭ければ良いと思う方もいらっしゃるでしょう。 しかし、競艇や競馬と異なり、競輪には「ライン」 とチーム戦の要素もあるので、ラインの強さをしっかり考えることが大切です。 強い選手が1人いてもそのラインが弱い場合、その選手は勝つことはできないためですね。 よって、予想を的中させるためには勝つラインも予想することが大切! そこで今回は、強い選手・ラインを見極める方法をお伝えしていきます。 競輪におけるラインとは? 競輪における「ライン」とは、選手がレース中に一時的に2~4名で組むチームのようなもの。 競輪のレースでは、序盤から中盤までは、ライン同士が有利なポジションをキープするために戦います。 そして終盤になると、ライン内の選手同士が1着を獲るために個人で全力を尽くして走行します。そのため、レースの展開は 中盤まではチーム戦 終盤は個人戦 と分かれることが競輪を観戦する上で最も面白い点と言えますね。 ラインを確認する方法は? ラインを確認する方法は、 競輪場内のモニター そのレースが開催される競輪場のホームページ 競輪予想紙 競輪情報サイト などで公開されているライン予想から確認することができます。 最も正確なライン情報は、レース直前の選手紹介(脚見せ)での並び。 もしこちらを確認する時間が無い場合は、事前に公開された情報を確認するだけでもレース展開を予想しやすくなりますよ。 ラインの組み方は? 限りなくあるレース展開は、ラインによって大きく下記の5つに分類できます。 2分戦:5人と4人のラインで、ラインが長くなる 3分戦①:3人、3人、3人のラインに分かれる 3分戦②:4人、3人、2人のラインに分かれる 4分戦: 3人、2人、2人、2人などのように 短いラインが多い。「細切れ戦」とも呼ばれる 先行1車:先行(まくり)選手が1人しかいないときに生まれる ラインでは「3分戦」が最も多く組まれているパターン。よって、3分戦がレース予想の基本になります。 次に多いのがラインが4つ組まれる「4分戦」で、短いラインが多く連なることから「細切れ戦」と呼ばれることもありますよ。 また、ラインを組まずに1人で走りきる選手「単騎」も存在します。 ラインを形成する要素は? ラインは所属が同競輪場、同県、同地域と選手同士の人間関係を基本に組まれます。 そしてラインは選手同士のチームなので、結束力の強さが重要。 所属が同じ競輪場>同じ県>同じ地域>隣接地区 以上の順番で、レースに出場する選手はラインを組む相手を決定していますよ。 … Continue reading
【競輪必勝法その1】3・3バンク、400バンク、500バンク、どれか1つ予想しやすいバンクに絞ろう!
競輪予想で車券の的中率を上げるためには、競輪場の特徴をしっかりと把握してから予想をすることが大切です。 なぜなら、競輪では競技が行われる競輪場(バンク)ごとにレース展開が変わるため。 そのため、予想に慣れないうちはバンクを絞って予想したほうが予想スキルが身につきます。 そこで今回は、競輪のバンク「3・3バンク、400バンク、500バンク」の3種類のなかから、どれか1つ予想しやすいバンクに絞るコツをご紹介します。 「バンク」とは?:選手がレースを行う競走路 「バンク」とは、競輪場内で競輪選手がレースを行うコンクリートやアスファルトで舗装された競走路のこと。バンク1周は、およそ300m~500mと決められています。 また、バンクには選手がカーブでもスピードを下げずに自転車で走行できるよう「カント」と呼ばれる傾斜がつけられています。 そして、バンク1周の長さやコースの傾きなどは競輪場ごとに異なっています。 各競輪場に違いがあることで、選手ごとに得意な競輪場、苦手な競輪場があります。 そのため、競輪場それぞれの特徴を押さえておくと予想がしやすくなり、的中精度もグッと上がりますよ。 バンクは全3種類! 競輪のバンクは1周の長さの違いによって、3種類に分けることができます。バンクの種類と、簡単な特徴をまとめました。 3・3バンク:一周333m。周回数は6周で、みなし距離が短い 400バンク:一周400m。周回数は5周で、みなし距離は平均的な長さ 500バンク:一周500m。周回数は4周で、みなし距離が長い 一周の長さが短いほうは周回数が多く、一周が長いは周回数が少なくなっています。 そして、各バンクの競走距離、周回数、周長を一覧にまとめました。 周長 周回数 競走距離 7車立て 333m 5周 約1,700m 335m 5周 約1,700m 400m 4周 約1,600m 500m 3周 約1,500m 9車立て 333m 6周 約2,000m 335m 6周 約2,000m … Continue reading